水族に関する気になるニュースの記録・保全。

おさかなマガジン〜ニュース集積Blog

五大湖を目指す外来コイ科魚種
内容は題名の通りなのですが、記事の表現がミスリードを誘っているので補足。
アジア産のコイではコイCyprinus carpioをイメージさせるので不適当(勿論北米では本種だって外来魚)。更に対象がBighead carp・Silver carpなら標準和名があります。何故誤魔化すのでしょう。

コクレン Bighead carp
Hypophthalmichthys nobilis
ハクレン Silver carp
Hypophthalmichthys molitrix

この2種は中国原産です。国としてのアメリカならば中国とすべき、アメリカ大陸にの意味ならばユーラシア大陸東部と表現するべき。ちなみにこの2種は我が国においても中国からやって来た外来種です。


| 自然環境/生態系 | 13:07 | コメント:0
志布志のカワゴケソウ科植物生育地
文部科学省文化審議会は同地を天然記念物とするよう答申しました。安楽川と前川に渡る結構な範囲で、ここにはカワゴケソウCladopus japonicumとウスカワゴロモHydrobryum floribunumが自生しているのです。双方流水性の水草であり、どちらも絶滅危惧種です。ちなみに葉っぱに見える部分は根です。


| 法律・条例・条約 | 13:02 | コメント:0
アフリカの古代鰐
シカゴ大学のPaul Serenoとマックギル大学のHans Larssonによる発見です。1億年前のゴンドワナ大陸におけるワニの数々。
カプロスクス・サハリクス“ボア鰐” Kaprosuchus saharicus
分布:ニジェール。600cm。吻部は短めで、牙がすこぶる長い。噛み合せるとイノシシのように上下に長く突き出す。
アラリペスクス・ラットイデス“鼠鰐” Araripesuchus rattoides
分布:モロッコ。90cm。非常に小型。長めの脚が体を支えて腹を引き摺らない。食性は雑食性で、植物や昆虫の幼虫などを食っていたらしい。
ラガノスクス・タウマストス“パンケーキ鰐” Laganosuchus thaumastos
分布:ニジェール〜モロッコ。600cm。顎の面積が幅広く、これがパンケーキのようであると言うことから命名。
以上が新種で、他にも以下のようなワニが発見されたそうです。
アナトスクス・ミノル“鴨鰐” Anatosuchus minor
分布:ニジェール。90cm。2003年に発見された文字通り鴨のような頭部の鰐です。
サルコスクス・イムペラトル“超絶鰐” Sarcosuchus imperator
分布:アフリカ。1200cm。文字通りの怪物、歴史上最大のワニ。現世種ではガビアルっぽい印象。


| 古生物/絶滅動植物 | 22:47 | コメント:0
産仔直後のシーラカンス
産仔直後のシーラカンスの撮影に、福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまが成功したというニュースです。場所はインドネシア・スラウェシ島北部のマナド近海、インドネシアシーラカンスLatimeria menadoensisの31.5センチの個体との事。ラティメリア属は30cm前後まで胎内で稚魚を育てますので、生まれたばかりだろうというわけです。水深は161m、空気を吸うつもりは全く無いみたいですね。


| 水族ニュース | 13:27 | コメント:0
宮城県に打ち上げられる海亀
今年に入ってからアオウミガメの死体が続々と打ちあげられているそうです。8月には30体も確認出来たというのですから尋常ではありません。損壊の形跡がないようならば病死でしょう。記事からは死因を調べている様子がありませんね。周辺海域の非常事態の手掛かりになるのかもしれないというのに、呑気なものです。自然を守ることは日本を守る事に繋がるのですから、しっかり対処して貰いたいものです。


| 自然環境/生態系 | 22:24 | コメント:0
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